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IT導入補助金の概要
IT導入補助金は、中小企業・小規模事業者が業務効率化やデジタル化（DX）、インボイス制度への対応、セキュリティ強化などを目的に、ITツールを導入する際の費用を国が補助する制度です。
■ 主なポイント
- ITツール導入費用を最大450万円まで補助
- 補助率は1/2〜4/5（小規模事業者は最大4/5）
- クラウド利用料（最大2年分）や保守費用も補助対象
- ハードウェア（PC・タブレット・レジ等）も対象（インボイス枠）
- 単独導入も複数社連携での導入も可能
■ 補助金の主な申請枠と特徴
通常枠
- 生産性向上のためのITツール導入を支援
- 補助額：5万円～450万円
- 補助率：中小企業 1/2、最低賃金近傍の事業者 2/3
インボイス枠（インボイス対応類型）
- インボイス制度に対応した会計・受発注・決済ソフト等の導入
- ハードウェア（レジ・券売機・PC等）も対象
- 小規模事業者は最大4/5の補助率
インボイス枠（電子取引類型）
- 発注者側が費用を負担し、取引先中小企業が無償で利用できるITツール導入を支援
- 補助率：中小企業 2/3、大企業 1/2
複数社連携IT導入枠
- 商店街など複数事業者が連携してITを導入するケース
- 補助額：最大3,000万円（構成員数に応じて）
- 専門家経費・事務費も対象
セキュリティ対策推進枠
- IPA（情報処理推進機構）が公表する「サイバーセキュリティお助け隊」サービスの利用料を補助
- 補助率：中小企業 1/2、小規模事業者 2/3
■ 活用例
- 勤怠管理ツール導入で残業時間を30%削減し、打刻の効率化
- 会計ソフト導入により経理の作業負担を大幅に軽減
- 商店街が連携してキャッシュレス対応を実現
- セキュリティソリューションを導入してサイバーリスクに備える
■ 今後のスケジュール（予定）
- 通常枠・インボイス枠・セキュリティ対策枠
・第1次締切：5月12日
・第2次締切：6月16日
・第3次締切：7月18日 - 複数社連携IT導入枠
・第1次締切：6月16日 - 申請受付開始日：3月31日
当事務所では、補助金申請に必要な事業計画書の作成支援や、制度選定、導入ITツールの整理などをトータルでサポートしています。
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