外国人の料理人を海外から呼ぶときのビザの手続きを分かりやすく解説

外国人コックさんを日本に呼び寄せる

動画内では、技能ビザの中でも特に多い「外国人のコックさん」に絞ってお話ししております。

技能ビザの申請書類

 海外から「外国人のコックさん」を日本に呼ぶための技能ビザの提出書類のご案内をいたしました。

・在留資格認定証明書交付申請書 1通
・写真(縦4cm×横3cm) 1葉
・返信用封筒
・カテゴリーのいずれかに該当することを証明する文書
従事する業務の内容を証明する所属機関の文書 1通
・申請に係る技能を要する業務に従事した機関及び内容並びに期間を明示した履歴書 1通
・申請人の職歴を証明する文書
・労働基準法第15条第1項及び同法施行規則第5条に基づき,労働者に交付される労働条件を明示する文書 1通
・勤務先等の沿革,役員,組織,事業内容(主要取引先と取引実績を含む。)等が詳細に記載された案内書 1通
・直近の年度の決算文書の写し 1通

提出書類は法務省で公開されている提出書類一覧になりますが、上のリストにある書類だけを提出すれば良いわけではないです。 あくまで書類を受け取ってもらうための最低限のリストになります。

入国管理に関する法律には、「審査を受ける外国人は、同項に規定する上陸のための条件に適合 していることを自ら立証しなければならない」と定めら れています。 

技能ビザの要件

技能ビザでは,ビザを取得する外国人の方が,調理する料理の実務経験が10年以上必要になります。この実務経験の立証は本当に難しいものになると思います。勤めていた店がなくなっていたり,辞め方が悪くてその店のオーナーが協力してくれなかったりします。

外国人の審査もありますが,一方で,雇用する側も審査されます。店の規模,経営状況,法律を守って適正に運営しているか等です。この技能ビザの詳しい要件は,別ページで詳しく解説しております。動画もございますので,ぜひご確認ください。

就労ビザのご相談

就労ビザの申請では,個別的に提出書類が異なりますので、是非、行政書士シローズ国際法務事務にご相談いただけたらと思います。