国際結婚の際のビザ申請で必要なこと
この記事では、将来、国際結婚をするかもしれないという方のために、ビザの申請と取得という観点から、やっておくべきことをご紹介します。
将来、外国人のパートナーと一緒にいるために日本で暮らすために必要な知識です。是非ご確認ください。
配偶者ビザの申請は難しい
まず、ご確認して頂いたほうが良い事があります。
それは、日本で配偶者ビザを取得する事は、難しいことであるという事です。
そして、適当にビザ申請の書類を集めて作成すると、不許可になってしまい、パートナーの方と一緒に日本で暮らしていけないという状況も起こりえます。
では、何がどう難しいかというと、配偶者ビザを申請する際、交際に至ったいきさつや、どういう場所に遊びに行ったか、どのくらいの頻度で会って、どのくらいの頻度で連絡して等を入国管理局に書面で「私たちの結婚は嘘じゃないです」という事を証明しないといけません。
これは、国際結婚という手段を悪用される事があるためです。悪用される理由の一つは、「日本人の配偶者等」ビザを持つことはメリットが多いからです。
例えば、就労制限が無く、どんな職業に就くことができたりします。あと永住権が取りやすくなったりもします。なので、入国管理局も国際結婚ビザはかなり慎重に審査します。
本当の結婚であったとしても、申請の際にしっかりと書面で説明できてない
という事でビザが不許可になることはよくあります。
やっておくべきこと
今、交際されている外国人のパートナーの方と将来結婚するかもしれないと思われましたら、やっておくべきことを紹介します。結婚してビザを申請する際に、絶対に役に立つはずです。
メッセージの履歴
ラインやスカイプでのやり取りの履歴は、しっかり残しておきましょう。
ビザの申請の際に、お二人のやり取りの一部を証拠書類として提出することは普通です。
もし、出会い系のアプリ等で出会って、交際することになった場合は、気を付けて欲しいことがあります。交際する事になったからと、アプリをアンインストールされたりすることがあると思います。
ですが、アンインストールしてしまうとメッセージの履歴が消えたりすると思いますので、スクリーンショット等でデータを保管することをお勧めします。
あと電話でのやり取りも通話履歴なども申請書の一部として提出することがございます。変なアドバイスになりますが、連絡はマメにしましょう。
写真
写真などは、しっかり撮りましょう。
交際されている方たちに、変なアドバイスになっていますが、ビザの申請では凄く大事な資料になります。
写真を撮ることが照れ恥ずかしいと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、しっかりとお二人の記念を残しましょう。
その写真も相手の家族や共通の友達と一緒に写ったもの、一緒に旅行に行った写真など交際が真実という事を証明できると、より良いです。
チケットの半券など記念になるもの
写真と似たお話になりますが、一緒に出掛けた時の記念になるものはしっかり残しておきましょう。
例えば、映画を一緒に見に行った時の半券や遊園地の入園チケット等です。
こういった物をしっかりと残しておくとビザ申請の際に立証が楽になるはずです。
今回は、国際結婚を考えた時、やっておくべきことをご紹介いたしました。
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